なんやかんやで累計すると日本株で20年弱投資のまねごとをやってきたわけですが、このたびメインの投資先を日本株から米国株に切り替えることにしました。米国株は日本の証券会社で取引をしたことがなく、2019年にFirstrade証券で口座開設をしてからの付き合いなのでまだ2年も経過していません。
10分の1の経験しか積んでいないにも拘わらず、なぜメインの投資先を米国株に切り替えることにしたのか?その理由を書き連ねます。
私にとっての株式投資
投資、投資、投資、投資、世の中には投資の文字が溢れています。オンラインでの取引の充実により手軽さ、低手数料を手に入れた株式投資を始めとする○○投資は非常に身近な存在となりました。
でも投資って言葉が独り歩きしすぎじゃないですか?
長期間でじっくり育てるのが投資であって、短期間による売買を繰り返してのお金儲けは果たして投資と呼べるのでしょうか?ましてやお金が減っている?え?なんなんですか、それは?
趣味です。
パソコンの画面に映された数字が上下するのを見ながらマウスをポチポチとするだけでお金が増えたり減ったりするのってなんかおかしくないですか?
でもそれが面白いんだよなぁ。
ということで対外的には投資という呼称をフル活用している私ですが、位置づけとしては趣味と捉えています。
働くのが嫌で若かりし頃に「楽にお金を稼げそう」と株の世界へ飛び込んだ私が、おっさんになった今では「本業はあくまで仕事であり、株は趣味」として考えるようになったのだから不思議なものです。
株式投資にお金儲け以外の価値を付与する
趣味として株式投資をやっているのですが、そこに不満がないのかと言えばそうではありません。不満は時間をかけている割には残るものがない点です。
お金儲けだけに力点を置いているとお金が儲からなかったときにそこに残るものがなくなります
ただただ時間を費やしてお金が減ったとなるのは避けたいのです。おっさんなので時間大事にしていきたいです。(実際できていなくとも大事にしてる感を出したいです)
そこで米国株です。多くの時間を費やしている情報収集を英語化してしまえば株式投資でお金を減らしたとしてもそこには多少鍛え上げられた英語力が残ります。
お金が減っても英語が上達していればむしろ勝ちです。これほどまでに株式投資での失敗を正当化できる論理があるでしょうか?
さらに昨今は米国株ブームもあり、米国株情報を日本語で仕入れられる環境も揃ってきています。万が一にでも英語いやいや期が来ても日本語で情報を入れることができる逃げ道があるのは大切なポイントだと思います。
副産物として英語の上達というものを狙う。で、主産物であるお金儲けはどうなのかと言うとこちらにも可能性を感じています。
無能投資家を卒業できる可能性を…。
投資対象としての米国株
自分がやってきた中で感じた米国株の良いところを挙げていきます。自分で感じたことを書いていますが、他の方と被っている可能性もおおいにあります。
マーケットのパイが大きい
遠くから見ても分かるぐらいパイがでかいんですよ。はっきりと分かります。えっ、なんの話かって?マーケットのパイです。
アメリカ国内のマーケットが大きいというのもありますが、そこから世界へ出ていく力が米国企業はあるような気がしています。日本企業は日本国内では圧倒的でも世界進出で躓くというケースも多いのでその差は大きく、株価の爆発力にも繋がってきます。
トレンドが出やすい
こんなにも上げていいんかいと感じている株が平気でぐんぐんと上げていくことを何度も目にしました。日本株と比べてトレンドフォロー戦略を取っている投資家が多いのか、はたまた無謀な投資家が多いのか、理由は定かではありませんがトレンドが出やすいと感じています。うまくトレンドに乗れる技を身に付ければワンチャンあるはずと妄想するのは容易です。
値動きがダイナミック
小型株がダイナミックな動きをするのは普通なのですが、USAの場合は大型株の値動きもダイナミック極まりないです。どこからそんなにお金が流入してくるのか不思議でしょうがないのですが、世界中からお金が流入する株式市場は違います。
例えるならば、ヌーとキングヌーぐらい違います。お金の入り方に天と地の差があります。
オプションが活用できる
個別株のオプションが取引できる。これはかなりのアドバンテージになると感じています。まだまだ勉強中ではありますが、その時々で好みのリスクを選択し、様々な戦略を取ることができるので大変気に入っております。
アメリカの証券会社では当たり前の取引ですが、米国個別株オプション取引は国内の証券会社では現在はサクソバンク証券のみしか提供していません。ちょっと手数料の面で割高なので是非とも他の国内証券会社もオプション取引の提供を始めて欲しいと願っています。
オプション取引ができるからFirstrade証券を使っていると言っても過言ではありません。しかし、国外の証券会社なので確定申告の手間や税金制度の違いはネックになっています。
無能投資家脱却への挑戦
鳴かず飛ばずだった選手がトレードでチーム変わることにより人が変わったように活躍しだすって現象があります。
無能だった投資家がフィールドを変えたら有能になった
目指すのはこれです。今まで目標金額などなにも定めずになんとなく株式投資を行ってきましたが、目標金額を設定しての挑戦企画を開始することにしました。
副産物のようであり実は主産物である英語の上達を本当の副産物に追いやろうという野心的な企画です。むしろお金が増えるのであれば副産物はいりません。それぐらいの覚悟はあります!
需要がないことは重々承知しておりますが、生暖かい目で見守っていてくれる方がいれば嬉しいです。
はてさて、この先どうなりますことやら…
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